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6CA7差動アンプ(byペルケ師) [オーディオ]


闇に浮かぶ赤色巨星群ではない。6CA7のヒーターであります。夏なので天体はお休みで、赤外部がやけに良好なアンプの写真です。このくらいデジカメで赤い星雲が写ってくれるとうれしいのですが。このアンプは604KS8のトゥィーターを鳴らしているものです。高域特性がいいので気に入ってます。ペルケ先生、製作時は質問にお答えいただき感謝しています。
 前の記事でこいつ自宅にアルテックを持ち込みおって馬鹿者が!と思われた方、正解です。
 このアンプは低域の特性もいいのでフルレンジで純正ネットワークを通してもアルテックはガンガン鳴りますが、いまはマルチで聴いてます。今鳴っているのはフルトヴェングラー1944年のウィーンフィルの「ブルックナー8番(ハース版)」第4楽章です。LPでモノMCで鳴らしてます。この暑いのにGT管を10本も点灯させてばちあたりなのですが、他は省エネを心がけております。原発はいりません。システムの他の部分は追って紹介します。ブル8はフルベンかシューリヒトか、果ては朝比奈かヴァントか、そんな話題もありですねえ。そのうち・・・・。


スペンドールBC2/SpendorBC2 [オーディオ]

  オーディオファンとかいうとヤバイ。このジャンルがもっとも日本大衆のものだったときに少年だったおじさんは、お金なんか全然なくて、雑誌を読んではいじけたり、秋葉原に行っては細々と部品を買い、アンプを自作していたわけで、「おまえは全然わかっていない」と言われると、ハイすいませんといってひっこむしかない。
  そんな私が、ある日待ち合わせ時間をもてあましているとき、うちの近所の、日頃何にもないリサイクルショップに行ったら、あったんですスペンドールBC2。別に何の思い入れがあったわけではないのだが、当時スタンド付きで30万はしたこのSPが、¥23800円。いくら何でもかわいそうになって引き取ってきたのでした。期待もせずに。わしらはいま小金はあるのでこういう愚挙にはいとまがないのである。
  そんで空いていたテクニクスにつないで音を出したらビツクリクリビツ。私は驚いた。今まで作った真空管アンプとアルテック604の組み合わせはなんだったの?。NYPとメータのマーラー#5、別に録音がいいと思っていなかったのに、すごいすごい。はじめて家で弦バスセクションの存在を明確に聴き取ることができた。
30年以上前にこんなスピーカーがあったのか。あのころNS-1000Mだったもんなあ。BBCってえらいなあ。
 でもアナログ盤とジャズは差動6CA7と604オンケンの方がいいので当分は(邪魔だけど)両方メインに使っていくことにする。


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